流行りの防衛軍、一番の被害者
防衛軍
リルグレイド「つれぇよ」
吉岡「...」
「もうさ」
「いじめだろ、これ」
「なんでこんなことするんだよ」
「だって、獅子門守るために」
「うるせえよ、お前にとって獅子門なんかもうどうでもいい場所だろ、守るっつって結界無視してこっち突撃してくるじゃねえか」
「てか別に侵略しに来てねえよただの散歩だよ1時間経ったら帰るわ」
ジンぺー「そもそも君カタコトで喋ってた気が」
「だまれよ、キャラ作りしてる場合じゃねえんだわ」
「目の前で仲間が駆逐されてく光景を見る痛み、8人にインフレ火力で攻撃される痛み、君たちにわかるか?」
「君たちが倒した中には家族同伴だったもの、家で帰りを待たれるもの、将来に対して大きな夢を持っていたものもいたんだぞ」
「...ッ!」
「生まれた惑星は違えど我々も君たちと同じ、この世界に生まれた同じ生命体なんだ」
「あと8人に殴られるのもガチで痛いんだぞ」
「確かにそうだ、どうやら俺は...報酬に目が眩んで生命の尊さを忘れてしまっていたようだ」
「リルグレイド、思い出させてくれてありがとう、大事なことを忘れていたよ」
「分かってくれたらならいい。今後はもう我々を駆逐するのはやめることだ」
「デハ帰還スル サラバ」
「...」
「...ん?」
「お前はッ!」
マホ系解除埋めセーラスソード「やあ」
「マホ系解除埋めセーラスソード!!」
「経験値の聖典!呪文速度埋めセーラスダガー!雷埋め獅子王の大盾!」
経験値の聖典、呪文速度埋めセーラスダガー、雷埋め獅子王の大盾、マホ系解除埋めセーラスソード
「「「「我々を欲しくはないのかね?」」」」
「お、俺はもう、無駄な殺戮は」
「やるかW」